Pete Kahawa

マイペースに珈琲の事を書き綴るブログです。

珈琲は甘い?苦味と酸味が解らなくなりつつある話

Hu jambo!七罪です🌋✨

ふと珈琲の味について疑問が湧いたので思った事をガリガリと書き殴ろうと思います(´ー`)

 

苦味と酸味って何だっけ?

実は最近、良い珈琲を飲むと苦味も酸味も感じない事が有ります。

ちょっと言い方がアレなので補足すると、深めの焙煎で苦味よりも甘味を感じたり浅めの焙煎で酸味よりも甘味を感じてしまうんですよね。

因みにここで言う良い珈琲とはお豆さんの質と言うよりは適正な焙煎を施された珈琲の事で、反対に悪い珈琲と言うのが適正な焙煎が施されていない珈琲を指します。

 

本来の珈琲は甘い・・・?

どんな珈琲を飲んでも常に揺るがない味わいが有ると思っていて、それが甘味だと思うんです。

良い珈琲を飲み続けて感じるのは嫌味の無い甘味が感じられて、消えゆく最後の瞬間まで甘く綺麗な状態である事が多いです。

珈琲本来の味って言うと何だそりゃって感じになりそうなんですが、若しかして珈琲って本来は甘いものなんじゃないかと思えてきました・・・。

勿論今までも珈琲の味は苦味、酸味、甘味、香り、ボディ、余韻で形成されていると思ってて、全ての要素が焙煎度によって強弱は異なるものの存在していたと思っていました。

実際珈琲を飲みなれない妹達は浅めの焙煎の珈琲を飲んでも苦味を感じていたと言っていましたから浅煎りの珈琲にも苦味は有ると思います。

同じように深煎りの珈琲も銘柄によっては酸味を感じていましたから深煎りだからと言って苦味がメインとは限りません。

焙煎度によって感じ取り易い味も違うと思いますし、俺もお客様に好みの珈琲を探すポイントとして焙煎度のお話をしてました。

焙煎が進むと酸味が減って苦味が増しますから浅煎りの珈琲よりも深煎りの珈琲の方が苦味を感じ取り易いです。逆に深煎りの珈琲よりも浅煎りの珈琲の方が酸味を感じ取り易いです。

俺も珈琲を色々飲んできて焙煎度や銘柄や品種の違いこそあれど苦味も酸味も感じ取って来ました。

良い珈琲の基準となる味も理解しているつもりですし、個性とか好みとかじゃなくて焙煎に問題が有ると思われる悪い珈琲の味も理解しているつもりです。

然しそうだとしても最近は「苦味とは?酸味とは?」と思う事が多いっす💦

珈琲の味わいって本当に口頭では伝えきれない複雑さが有るなぁと痛感しました。

ただどの焙煎度でも常に感じ取れていたのが甘味だったので珈琲って本当は甘いんじゃね?みたいな発想になりました!
今まで飲んできた珈琲だって甘味が有った訳ですから珈琲が甘い事は解っていましたが、甘いのが珈琲本来の味かも知れないとは思いもしませんでした・・・。

とは言え甘味が珈琲本来の味かって聞かれたらそれは正直解りません(;'∀')

珈琲の味わいに関しても苦味や酸味の正体は解っていても甘味を形成する要因が何なのかはまだ解っていないので何とも言えません。

 

抽出の癖の問題?

珈琲の味わいは豆量、粒度、湯温、抽出器具によっても変わりますが今回のお話はハンドドリップで同じ抽出レシピで違う珈琲を淹れた場合のお話でした。

甘いのは俺の抽出の癖かも知れないと思った事も有りますが、御袋が淹れても珈琲が甘いので単純に焙煎の質が関係しているのかなと思いました💡

冒頭でお豆さんの質よりも焙煎の質が影響しているとは言いましたが、スペシャルティ、プレミアム、コモディティとか関係無くちゃんとハンドソーティングして確り焙煎すれば或る程度美味しくなると思っているのでお豆さんの質よりも焙煎の質が関係しているのでは・・・と思った次第でした。

 

無論、苦味や酸味を感じる珈琲が良くない珈琲だなんて思いません!

ただ良い珈琲って苦味や酸味よりも甘味を感じ易いなと思ったよってお話でした!

何だかグダグダした纏りの無い内容になってしまいました・・・長い独り言だと思って流して頂けると有難いです(/・ω・)/

Tutaonana tena!

リンスの有無と攪拌の有無でどれだけ味が変わるのか?

Hu jambo!

どうも七罪です🌋✨

 今日は攪拌ドリップについて淹れ比べ・飲み比べをしてみたので、攪拌ドリップでどれだけ味に影響が有るのか書いていこうと思います💡

 

攪拌ドリップって何ぞや?

俺が知るハンドドリップって抽出の後半にお湯の勢いでドリッパー内の珈琲粉を攪拌する事は有っても、スプーンでドリッパー内の珈琲粉を攪拌する事はしません。

然し結構色んな方の抽出の話を読んだり聞いてみたりすると抽出中にドリッパー内の珈琲粉をスプーンで攪拌する人が多いような気がして、今更感がは半端無いですが試してみようと思った訳です。

何故攪拌をするのかと言うと珈琲粉から効率的に成分を抽出させる為だそうです。

今回は上下に1回、左右に1回の計2回攪拌してみました!

 

リンスって何ぞや?

所謂、ペーパーフィルターに予め湯通しをする事です。

理由は様々でペーパフィルターごとドリッパーとサーバーを温める目的の人も居ますし、ペーパーフィルターの紙臭さを取り除くのを目的とする人も居ます。

後者の理由でリンスする場合はサーバーに紙臭さが移りそうなのでサーバーは別で温めた方が良さそうっすけどね!

サーバー内のお湯の捨て忘れに注意しましょう!

 

それでは早速始めてみやしょう🔥

今日の珈琲はFUCURAMU COFFEE ROASTERYさんのプリンセサ ワイニーナチュラルです!

抽出条件は下記のようになっており4パターン(攪拌有り、リンス有り攪拌有り、リンス有りで攪拌無し、リンス無し攪拌無し)に共通している条件です。

 

珈琲豆:25g(中挽き)

ドリッパー:ハリオ V60

湯温:90度

四湯式抽出

 ↳お湯を注ぐ量:30g(蒸らし45秒)→60g→60g→120g

 

 

【リンス無しで蒸らし時に珈琲粉を攪拌した場合】

豪奢で無垢な酸味と上品で奥行きのある甘味を感じる。

余韻は長く滑らかな甘さが脳髄を蕩していく。

 


【リンス有りで蒸らし時に珈琲粉を攪拌した場合】

豪奢でほんのり妖艶な酸味と豊満で奥行きの有る甘味を感じる。

鼻腔を擽る馨しさと甘い余韻が心地良い。

 

 

【リンス有りで攪拌無しの場合】

華奢で滑らかな酸味と清涼感の有る綺麗な甘味を感じる。

透明感が有り柔らかな甘さがスッと消えていく。

 

 

【リンス無しで撹拌無しの場合】

豪奢で馨しい酸味と上品で奥行の有る甘みを感じる。

余韻は長く華やかな甘さが広がる。

 

【結論】

FUCURAMU COFFEE ROASTERYさんの焙煎したお豆さんが良いからなのか、どのパターンも旨かったっす(*'▽')

甘さが際立っていたのはリンス無しで攪拌有りのパターンっすね!

リンス有りの攪拌有りだと甘くて綺麗なんすけど俺的には綺麗過ぎて少し物足りなく感じました。

リンス有りの攪拌無しは綺麗だけど他のパターンと比べると酸味、甘味、ボディが少し足りてないような印象っす。

リンス無しの攪拌無しはいつもの方法なのでよく親しんだ味って感じっす!

ただリンスの有無も攪拌の有無も好みによるものだと思うので正解も間違いも無いと思います。

珈琲豆の粒度や湯温、攪拌する回数や攪拌するタイミングでもまた味わいが変わりそうっすね!

攪拌の仕方次第では過抽出になってしまそうなので注意が必要かも知れないっす。

今回は抽出方法についてのお話でしたが、モチベガン上げ系珈琲ショップのFUCURAMU COFFEE ROASTERYさんが気になったという方は下記のURLから遊びに行ってみて下さいね♪

 

【FUCURAMU COFFEE ROASTERYさん】

Twitter

twitter.com

 

 

ショップ

www.fucuramu.com

 

今回結構手間のかかる実験でしたが偶にはこういう実験も楽しいっすね(*´ω`*)

どれもこれも違った魅力が有るっすから自分に有った抽出方法を選ぶと良さそうっすね!

長くなりましたがお付き合い下さり有難う御座います♪

Tutaonana tena!

 

【Spriva Coffee Roasters】タンザニア・キリマンジャロ KIBO AA

Hu jambo!

どうも七罪です🌋✨

今日の珈琲はSpriva Coffee Roastersさんのタンザニアキリマンジャロ KIBO AAをスリーフォードリッパーで七湯式抽出!

 煌びやかな酸味と上品で滑らかな甘味を感じる。

非常にキレが良く後口は綺麗。

全体的に華奢で柔和な印象。

キリマンジャロに惚れた切欠は深煎りだったけども、浅煎りのキリマンジャロも旨い!

と言うか俺的キリマンジャロは浅煎り~深煎りまでどの焙煎度も旨くて愛おしい( *´艸`)

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Spriva Coffee Roastersさんを知ったのは少し前の事なんですが、購入しようと思った切掛はSpriva Coffee RoastersさんのYouTubeチャンネルで「突撃!!みんなのコーヒーライフ!」と言う動画でやっちゃん事、ハンバロニII世の愛するバラシングサイフォンを紹介して下さった事と、俺のキリマンジャロへの愛について取り上げて下さった事でした(*´-`)

そして光栄過ぎる事に珈琲まめっこ倶楽部のお豆さんも購入して下さってて、俺のキリマンジャロ愛も伝わったようでした☕️✨

バラシングサイフォンの説明も解り易く見易いので見ていて楽しかったですし、何よりSpriva Coffee Roastersさんがイケボ過ぎていつまででも聞いていられます♪

ショップでは豊富な品揃えで、ブレンド珈琲、シングル珈琲、オリジナルグッズも取扱われています👀

お得な飲み比べセットも有るようなので珈琲をあまり飲んだ事は無いけど試してみたいと言う方には味わいをお得に比較出来る飲み比べセットが良いかも知れませんね(´∀`=)

Spriva Coffee Roastersさんが気になったと言う方は是非下記のURLからTwitter、ショップ、YouTubeに遊びに行ってみて下さいね♪

 

【Spriva Coffee Roastersさん】

Twitter

twitter.com

通販ページ

sprivacoffee.com

YouTube

www.youtube.com

 

Tutaonana tena!

 

俺の珈琲観

Hu jambo!
どうも七罪です!

今日は俺の珈琲観についてお話しようかと思います。


そもそも珈琲観って何ぞや?
珈琲を愛する人のの向き合い方や楽しみ方を俺が勝手に「珈琲観」と呼んでいます。
無乳無糖のブラックで楽しむも良し、ミルクや砂糖等を加えてアレンジ珈琲にするも良し、珈琲単体で楽しむのも良し、珈琲と一緒に食事やお菓子を楽しむのも良し、珈琲液そのものだけでなくカップや抽出器具に拘ってみるのも良し・・・と、このように珈琲には無限の楽しみ方が存在します!
このそれぞれの楽しみ方を一言に纏めた言葉が「珈琲観」と言う訳です。


俺の珈琲観
俺が珈琲を楽しむうえで特に重要視しているのは短い人生の中でどれだけ沢山の人の珈琲を飲む事が出来るのかと言うものがあります。
珈琲器具って数えられないくらい沢山種類が有りますし、カップにも拘れば終わりが見えなくなると思います。
勿論終わりが無いと言うのも魅力のひとつではありますが、俺はあまり沢山の物を抱え込むのが得意ではないので器具やカップよりも珈琲豆にお金を費やしてきました。
元々長生きする予定なんて無いのでこの短い人生の中でどれだけ色んな人が焙煎した珈琲を飲む事が出来るのか・・・そう考えると少しでも多く色んな人の焙煎した珈琲を飲みたくて堪りません。
実際「自家焙煎珈琲」と言う言葉を見付けては珈琲豆を買っては淹れて飲んできました。
良いなと思うお店も有れば当然イマイチだと思うお店も有りました。
けれどもそのどれもが珈琲である事には変わりなく、どれもこれも味覚の経験としてなくてはならないものです。
こういう楽しみ方故にひとつのお店の常連になる事は滅多に無く、転々と色んなお店の珈琲を楽しむことがメインになっています。
器具にしても色々手を出すより今の手持ちの器具でどれだけ楽しめるか、出来るだけ使わない期間が無いように満遍なく使いたい・・・と言う具合に気になる器具が有っても今の手持ちに満足してしまいます。
後これは鬱病になってから気付いたのですが、あまり部屋に物を置かない方が気持ち的に落ち着くのでその事もあって物をあまり家に置きたくないんですよね(;'∀')
勿論ひとつのお店の常連になって支持し続ける事も、色んな器具やカップを集めて自宅をカフェ風にする事も否定しません。
だってそれもまた尊い珈琲観だからね!
あくまでも俺の大好きな珈琲スタイルがこういう楽しみ方なだけなので「こういう楽しみ方も有るのか!」くらいに思って頂けると嬉しいです!
こういう話はあまりしないので何だか新鮮っすね!
長々とお付き合い下さり有難う御座います!

Tutaonana tena!

【田口護】田口護のスペシャルティコーヒー大全、読了!

Hu jambo!

今日は珈琲と一緒に楽しめる本の御紹介です📚

珈琲好きの間で有名なカフェ・バッハの田口護さんの『田口護のスペシャルティコーヒー大全』を読んでみました!

此の本の存在自体は結構前から知っていたのですが、いかんせん良いお値段するので手を伸ばせずにいたのですがTwitterでいつもお世話になっているSuttacoffeeさんにこの本を御勧めして頂いたのが切欠で此の本に今更ながら手を伸ばしてみた訳です。

結構大きめの本で一部の頁を除いてフルカラー仕様になっています。

写真も美しいですし図や表も見易かったように思います(´ー`)

内容としては珈琲の基本というよりもスペシャルティコーヒーにスポットを当てた内容になっており、スペシャルティコーヒーの基本からちょっとした裏話や焙煎のポイント等が書かれていました!

特にシステム珈琲学については今後の焙煎で活かせそうな情報が盛り沢山で大変勉強になりました💡

焙煎で大事な事はあくまでも素材の魅力を引き出す焙煎をする事で、生豆の魅力を無視して変に自己流な焙煎をして生豆の魅力を殺さない事だなぁと改めて思いました。

勿論他には無いような焙煎度に目をつける事自体は悪い事ではないのですが、お客様からお金を頂いて提供するものならば出来るだけ美味しく楽しんで貰い易く、尚且つ生豆の個性を活かす焙煎度を施す事が大事な気がします。

もう一つ勉強になったのがカッピングの話で味わいの表現のしかたについてでした。

国によって食文化が違うんだから当然と言えば当然なんですけど、日本の表現と海外の表現では「林檎」と言っても同じ林檎を指す訳ではないと言うのです。

俺は普段珈琲の味わいの表現にはあまり果物の味で表現をせずに「重厚感の有る苦味」「豪奢な酸味」「可憐な甘味」等のような自分流の表現をする事が多いので、こう言った果物やモノに例える表現の指し示すものが日本と海外で違う事に関して何だか新鮮でした!

因みに俺が自己流の表現を使う理由は日本では口にする事が難しいような食べた事も無いものに味を例えるのが困難だから、です。

話を戻しましょう。

スペシャルティコーヒーについて具体的に知りたい・・・と言う方には結構良書なんじゃないかなぁと思います(●´ω`●)

ハイペースで読み終える事が出来たのでそんなに読み辛さも感じませんでした。

良いお値段するので購入するのに少しばかり勇気が要りますが読んでいて損は無いと思います💡

御勧めして下さったSuttacoffeeさんに多謝万謝です✨

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Tutaonana tena!

 

 

自己紹介

Hu jambo!

初めまして、こんにちは!

当方、七罪【ナツミ】と申します。

 

以前Share Coffee【Share Coffee (go-th.net)】で活動していました!

過去のブログは此方に置いてますので気が向いたら覗いてみて下さい。

 

さて自己紹介に入ります。

身体の性別は女性ですが、心の性別は女性でも男性でもない中性です。其の時々で女性らしく振る舞ってみたり男性らしく振る舞ってみたりと其の時の気分によります。

一人称は「当方」「」「自分」のいずれかを場面によって使い分けています。

 

趣味:珈琲、読書、スキンケア、筋トレ、音楽鑑賞、YouTube鑑賞

 

キリマンジャロ激推しマン故にキリマンジャロが珈琲の中で特別な存在となっていますが、其れ以外で好きな珈琲も書いておきます!

好きな銘柄:ケニアエルサルバドルエクアドルインドネシア、メキシコ、コスタリカキューバ

 

普段よくする抽出方法は主にハンドドリップ(ペーパードリップ)が主ですが他にもサイフォン、エスプレッソ、エアロプレス、フレンチプレス等も好きです!

 

2年半程、大阪の自家焙煎の珈琲屋さんで働かせて頂き、其の時に日本スペシャルティコーヒー協会認定第27期コーヒー・マイスターを取得しました!

珈琲は気軽に自由に楽しむものだと思うし、人其々楽しみ方が違うからこそ楽しいのだと思います。

当方は珈琲への向き合い方や楽しみ方を勝手に「珈琲観」と呼んでいます。

各々が好きだと楽しむ珈琲ライフは見ていて自分が飲む珈琲すらも美味しく楽しくしてくれます!

 

ブログ名になっている「Pete Kahawa」はスワヒリ語で「珈琲の輪」と言う意味です。

此のブログを切欠に皆様の珈琲の輪が広がれば良いなぁ…と言う思いで此のブログ名になりました!

 

色んな人の焙煎した珈琲が飲みつつ自分でも焙煎したくて、色んな珈琲屋さんの珈琲を転々と買って飲んで過ごしているので鬼リピーターになる事は滅多に有りません…。

然し好きになると可能な限りリピートするので若しかしたら投稿を見ている内に当方がどの珈琲屋さんの珈琲が好みなのか解るかも知れませんね!

 

さて、自己紹介もこんな所でしょうか?

大体言いたい事は言ったので次回からは珈琲の事をマイペースに更新していこうと思いますので、何卒宜しくお願い致します!

 

Tutaonana tena!