Pete Kahawa

マイペースに珈琲の事を書き綴るブログです。

【田口護】田口護のスペシャルティコーヒー大全、読了!

Hu jambo!

今日は珈琲と一緒に楽しめる本の御紹介です📚

珈琲好きの間で有名なカフェ・バッハの田口護さんの『田口護のスペシャルティコーヒー大全』を読んでみました!

此の本の存在自体は結構前から知っていたのですが、いかんせん良いお値段するので手を伸ばせずにいたのですがTwitterでいつもお世話になっているSuttacoffeeさんにこの本を御勧めして頂いたのが切欠で此の本に今更ながら手を伸ばしてみた訳です。

結構大きめの本で一部の頁を除いてフルカラー仕様になっています。

写真も美しいですし図や表も見易かったように思います(´ー`)

内容としては珈琲の基本というよりもスペシャルティコーヒーにスポットを当てた内容になっており、スペシャルティコーヒーの基本からちょっとした裏話や焙煎のポイント等が書かれていました!

特にシステム珈琲学については今後の焙煎で活かせそうな情報が盛り沢山で大変勉強になりました💡

焙煎で大事な事はあくまでも素材の魅力を引き出す焙煎をする事で、生豆の魅力を無視して変に自己流な焙煎をして生豆の魅力を殺さない事だなぁと改めて思いました。

勿論他には無いような焙煎度に目をつける事自体は悪い事ではないのですが、お客様からお金を頂いて提供するものならば出来るだけ美味しく楽しんで貰い易く、尚且つ生豆の個性を活かす焙煎度を施す事が大事な気がします。

もう一つ勉強になったのがカッピングの話で味わいの表現のしかたについてでした。

国によって食文化が違うんだから当然と言えば当然なんですけど、日本の表現と海外の表現では「林檎」と言っても同じ林檎を指す訳ではないと言うのです。

俺は普段珈琲の味わいの表現にはあまり果物の味で表現をせずに「重厚感の有る苦味」「豪奢な酸味」「可憐な甘味」等のような自分流の表現をする事が多いので、こう言った果物やモノに例える表現の指し示すものが日本と海外で違う事に関して何だか新鮮でした!

因みに俺が自己流の表現を使う理由は日本では口にする事が難しいような食べた事も無いものに味を例えるのが困難だから、です。

話を戻しましょう。

スペシャルティコーヒーについて具体的に知りたい・・・と言う方には結構良書なんじゃないかなぁと思います(●´ω`●)

ハイペースで読み終える事が出来たのでそんなに読み辛さも感じませんでした。

良いお値段するので購入するのに少しばかり勇気が要りますが読んでいて損は無いと思います💡

御勧めして下さったSuttacoffeeさんに多謝万謝です✨

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Tutaonana tena!